mineoとpovo、を使い分けている理由

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mineoとpovoは優劣を比べるものではないのですが、自分はどちらも契約していて、docomo回線のmineoに普段の通信を任せ、au回線のpovoは電話番号の置き場所とバックアップにしています。

この記事では「どっちが良い」ではなく、それぞれ何のために使っているかをまとめました。

2社の思想がそもそも違う

mineoを運営しているのはオプテージという会社は、関西電力グループの通信事業会社で、2014年6月にau回線でサービスを開始し、2015年9月にdocomo、2018年9月にsoftbank回線が加わって、個人向けでは国内初のトリプルキャリアMVNOになりました。

毎月決まった容量や速さを契約して使う、従来型の格安SIMという成り立ちです。

一方のpovoはKDDIが運営するオンライン専用ブランドで、2021年9月29日にpovo2.0としてサービスを開始しました。
「ゼロから、君のやりかたで。」というコンセプトのとおり、基本料金0円からスタートし、必要なときだけトッピングを買い足すという、mineoとはまったく違う設計思想で作られています。

使い分けを考える理由

mineoとpovoは、そもそも設計思想が違います。

mineoはデータ通信をメインで担わせる前提でプランが細かく作られているのに対し、povoは基本料金0円で番号を維持しつつ、必要な時だけ課金する前提で作られています。

2回線もつと当然コストが嵩みますが、このPOVOを使うことで費用は極限まで抑えられます。

また、一番の使い分けは、通信障害にあります。ドコモは特に通信速度が遅くて使い勝手が悪い時間帯があります。その場合にはどうしても他社を使うことも考えないといけません。
普段なら仕方ないことですが、通信障害が起こると致命的です。

それはauに障害が起こった場合、ドコモ回線がバックアップとして働きます。
今の時代通信ができないことは致命的ですからね、この2回線保持は必要だと考えています。

povoは「スーパーサブ回線」

povo自身が、公式サイトにサブ回線・2台目SIM専用の案内ページを用意していて、「副回線にピッタリ」と明言しています。

外出時だけの予備回線、仕事用の2つ目の番号、ポケットWi-Fi代わりなど、サブとしての使い方を公式に想定しています。

基本料金0円で電話番号を維持できて、通信は使った分だけ課金されます。

代表的なトッピングには、

  • データ使い放題(24時間・330円)
  • データ追加1GB(7日間・390円)
  • データ追加3GB(30日間・990円)
  • データ追加5GB(30日間・1,380円)

などがあり、用途に応じて必要な分だけ買い足せます。

180日ごとに何かトッピングを買わないと止まるリスクさえ受け入れられれば、完成度の高いサブ回線だと思います。

自分もこの位置づけで使っています(維持の実態はpovoのレビュー記事参照)。

逆にメインで使いたい人向けには、2025年12月に始まった「サブスクトッピング」という、都度購入ではなく毎月自動更新される定額型の選択肢も用意されています。

サブ運用に振り切らず、メイン運用で利用できるプランも用意されています。

mineoは「ギガに縛られない」使い方ができる

mineoの強みは、データ通信のメインを任せられるだけの柔軟なプラン設計にあります。
従来型の「マイピタ」と、速度で選ぶ「マイそく」の2系統があり、どちらも一癖あります。

マイピタは3GBから50GBまでのGB消費型プランで、余ったデータは繰り越せます。2025年11月26日には料金据え置きのまま容量が大幅に増量されました。

ここに「パケット放題」というオプションを重ねられるのがmineoの面白いところです。

1Mbpsに制限される代わりに容量を消費しない「パケット放題」は3GB・7GBコースに無料で付帯しますが、正直1Mbpsだと動画視聴やビデオ会議、Instagramの閲覧はきついです。

おサイフケータイのような軽い通信なら容量を使い切った後でも困らない、くらいの位置づけです。
でもインターネットも見ようと思えば見れますよ。

本命は上位版の「パケット放題 3Mbps」(2026年3月正式リリース)で、15GB以上のコースには標準で付きますが、3GB・7GBコースでも月額385円を足せば追加できます。

3Mbpsまで出れば、Instagramも動画視聴も720p程度ならほぼ問題なくこなせます。

3GBプラン(1,298円)に385円を足すだけで、実質使い放題に近い状態が1,683円で作れる計算です(ただし3日間で10GBを超えると翌日は200kbpsに制限されます)。

困ったときはmineoユーザー同士でパケットを分け合う「フリータンク」もあります。

もう一つの選択肢「マイそく」は、容量ではなく速度でプランを選ぶ方式で、データ容量そのものに上限はありません。

スタンダード(1.5Mbps・990円)、プレミアム(5Mbps・2,200円)、ライト(300kbps・660円)、スーパーライト(32kbps・250円)の4コースがあります。

平日12〜13時はプレミアム以外は32kbpsまで、プレミアムも200kbpsまで速度が落ちる仕様で、直近3日間で10GBを超えても同様に制限がかかります。

スタンダードの1.5Mbpsなら、720pの動画やビデオ会議はきついですが、それ以外はほぼ問題なくこなせます。

月990円でこの範囲まで使えるなら、データ使用量を気にしたくない人には有力な候補になります。

私の使い分け

自分はマイピタ+パケット放題3Mbpsの組み合わせを日常の主力回線にして、povoは番号維持とバックアップに専念させています。

docomo回線とau回線を分けて持つことで、片方の調子が悪いときにもう片方でしのげる、という保険の意味合いも大きいです。

役割の違い早見表

mineopovo
運営会社オプテージ(関西電力グループ)KDDI
サービス開始2014年6月(au回線)2021年9月(povo2.0)
回線docomo/au/softbankから選択au
設計思想メインのデータ通信を任せる前提0円維持+必要な時だけ課金
プランの幅マイピタ(GB消費+繰越)/マイそく(速度で選ぶ無制限)都度トッピング/サブスクトッピング
注意点パケット放題にも3日10GBの制限あり180日ルール

よくある質問

結局、どっちを先に契約すればいい?

毎日の通信を任せたいならmineoから、番号だけ確保したい、または費用をとにかく抑えたいならpovoから検討するのがいいと思います。どちらか一方で完結させる必要はなく、役割を分けて両方持つという選択肢も十分ありです。

マイピタとマイそく、どっちがいい?

容量を細かく管理したい、繰り越しを活かしたいならマイピタ、容量を気にせず一定の速度で使いたいならマイそくがおすすめです。自分はマイピタ+パケット放題3Mbpsの組み合わせを選んでいます。

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