楽天モバイルは2回線持つとお得?家族割と自動料金制のからくり

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楽天モバイルは同一名義でも2回線目から家族割が使えるので、条件次第では2回線持ったほうが1回線あたりの単価が下がります。1回線で20GBまで使うより、2回線に分けて安く運用できるケースもあります。

「裏技」というほど特殊な話ではなく、正式な制度改定で公式に認められた使い方です。実際どれくらいお得になるのか、正確な数字で計算しながら、具体的な活用シーンや契約前の注意点まで解説します。

楽天モバイルという会社について

楽天モバイル株式会社は2018年1月に設立され、2019年10月にMNO(自社回線を持つ移動体通信事業者)として正式にサービスを開始しました。

2020年4月には「Rakuten UN-LIMIT」で4G本格サービスを始め、2020年9月には5Gにも対応しています。ドコモ・au・ソフトバンクに続く「第4のキャリア」として、大手の中でもっとも新しい自社回線事業者という位置づけです。

最強家族割は同一名義でも使える

楽天モバイルの「最強家族割」(旧・最強家族プログラム)は2024年2月21日に開始しました。

当初は1名義につき1回線までしかグループ登録できませんでしたが、2024年7月9日以降は同一名義でも最大10回線までグループ登録できるようになりました。

家族がいなくても、自分名義で2回線目・3回線目を持てば、この割引が使えます。

重要なのは、割引が「2回線目以降だけ」ではなく、グループに参加している全回線が1回線につき月110円(税込)引きになる点です。

他社では2回線目からしか割引されないケースが多いなか、楽天モバイルは1回線目からしっかり値引きされます。

通常1,078円(税込)が、割引適用で968円(税込)になります。

1グループ最大20回線まで参加でき、割引は上限まで適用されます。
なお、2025年11月18日以降は名称が「最強家族割」に統一されています。

2回線持つとどれくらいお得か

Rakuten最強プランは使ったデータ量に応じて自動で3段階(〜3GB/〜20GB/無制限)に変わる従量制です。2回線とも毎月のデータ利用を〜3GBに収めた場合、料金は次のようになります。

回線月額(税込)データ容量
1回線目(家族割適用)968円〜3GB
2回線目(家族割適用)968円〜3GB
合計1,936円2回線あわせて〜6GB

2回線で合計1,936円、あわせて最大6GBまで使える計算です。1回線でデータを20GBまで使う場合の月額2,178円(税込)と比べると、月々242円、年間で約2,904円安く抑えられます。
もちろん片方だけ多めに使う月があっても、合計6GBの範囲なら追加料金はかかりません。

通話は、データ通信で音声をやり取りする「Rakuten Link」アプリ経由なら、どちらの回線からかけても無料になります(0570などの他社接続サービスや一部の特番は対象外)。

2回線持ちが活きる4つのシーン

毎月の請求を242円下げるだけでなく、回線を2つに分けることでスマホの使い勝手そのものが上がります。代表的な使い方を4つ紹介します。

1. 仕事用とプライベート用の番号を分ける

1台のスマホでデュアルSIM(eSIMと物理SIMの併用など)を使えば、着信・発信やメッセージアプリを用途別に切り分けられます。仕事の番号をプライベートと分けておくと、休日の対応やプライバシーの管理がラクになります。

2. タブレットやルーターに分散して使う

1枚を普段使いのスマホに挿し、もう1枚をタブレットやモバイルWi-Fiルーター、予備のスマホに挿す使い方です。外出先でPCやタブレットを単体で通信させたいときも、テザリングの手間なくつながります。

3. 料金の自動ステップアップを防ぐ

Rakuten最強プランは3GBを1MBでも超えると自動で2,178円の枠に上がります。メイン回線が月末に3GBへ近づいたら、通信に使う回線をサブ側へ切り替えることで、意図しない値上がりを防げます。

4. 通信障害・端末故障時のバックアップ

通信トラブルや端末の故障が起きても、サブ回線やサブ端末があれば連絡手段や決済手段を完全に失うリスクを避けられます。

契約前に確認しておきたい注意点

自社回線エリアとローミングの状況

楽天モバイルは自社基地局によるエリア拡大を進めています。2026年9月末に予定されているauローミング終了の影響は2回線ともに同じように受けるため、自宅や職場が自社回線エリアに入っているか、契約前にエリアマップで確認しておきましょう。なお、回線を分散させるという考え方はdocomo回線が心配な人向けの記事でも触れています。

自動料金制のステップアップ

前述のとおり、各回線とも3GBを超えると自動的に次の段階(2,178円)へ移行します。2回線とも3GBを超えると合計4,356円になり、1回線で無制限(3,278円)を使うより高くなってしまいます。スマホ本体のデータ使用量制限機能などを活用して、確実に管理しましょう。

エリア確認や申し込みは↓

楽天モバイル公式サイトで見る

よくある質問

三木谷キャンペーンと併用できる?

三木谷キャンペーンは楽天モバイル公式の専用リンクから楽天IDでログインして申し込む必要があり、対象になるかは申し込み経路によって変わります。この記事で紹介した家族割の仕組み自体は、キャンペーンの有無に関係なく使える通常の制度なので、キャンペーン特典と家族割の月110円引きは両方とも適用されます。最新の還元内容や条件は、申し込み時に楽天モバイル公式サイトでご確認ください。

解約金や年数縛りはある?

楽天モバイルには最低利用期間や契約解除料(違約金)はありません。2回線目を試しに開設して、生活スタイルに合わなければ手数料なしで解約できます。

2回線とも自分で使う必要がある?

必須ではありません。同一名義であれば、家族が使う回線として2回線目を持たせることもできます。用途に合わせて考えるとよいでしょう。

最強家族割はいつから同一名義で使えるようになった?

2024年2月21日の開始当初は別名義の家族間限定でしたが、2024年7月9日以降、同一名義でも最大10回線までグループ登録できるようになりました。今契約を検討している人は、すでに使える制度だと考えて問題ありません。

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