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2026年6月から7月にかけて、UQモバイルとY!モバイルが相次いで新しい乗り換え優遇策を始めました。
結論から言うと、どちらも「割引が続く期間」と「終わったあとの金額」がセットになっている仕組みです。割引の大きさだけを見て申し込むと、数か月後に自動で高い金額へ戻ることになります。
この記事では、両社の公式ページの内容を、割引が終わったあとの金額まで含めて整理します。
新しい優遇策が相次いだ背景
楽天モバイルが自社回線の届かないエリアを補っていたauローミングは、2026年9月末で終了する予定になっています(経緯は楽天モバイルをやめた理由の記事にまとめました)。
電波を不安視する利用者が乗り換え先を探し始めるこの時期に合わせて、UQモバイルとY!モバイルの両社が2026年6月から7月にかけて新しい割引を投入しています。
ただし、どちらの割引も「楽天モバイルからの乗り換え限定」というわけではありません。対象条件は会社によって細かく違うので、まずそれぞれの中身を見ていきましょう。
UQモバイルの新しい割引
コミコミおトク割
「コミコミプランバリュー」(35GB、10分かけ放題、Pontaパス込みで月額3,828円)に新規加入すると、加入から13か月間は自動で月660円引きの3,168円になります。
14か月目以降も割引を続けるには、au PAYゴールドカード(年会費11,000円)の会員である必要があります。
しかも条件は細かく、毎月末時点でカード会員であることが必須で、一度でも解約すると、あとで入り直しても割引は戻りません。
年会費だけで13か月分の割引額(660円×13か月で8,580円)を上回るため、割引目的だけでゴールドカードに申し込むと、かえって支払いが増える計算になります。
乗り換え専用のスペシャルクーポン
他社からSIMのみ、eSIMのみで乗り換える人向けに、クーポンコード「3MP062」を使うと、au PAY残高への還元が月2,000円ずつ10か月間、合計最大20,000円相当受けられます。
対象は「コミコミプランバリュー」か「トクトクプラン2」への乗り換えで、増量オプションIIへの加入も条件になります。
注意点は2つあります。1つ目は、auやpovoからの乗り換えはこのクーポンの対象外であることです。
2つ目は、申し込み月を1か月目として2か月目の末日までに回線の切り替えを終えないと無効になることです。楽天モバイルからの乗り換えなら対象になります。
Y!モバイルの新しい割引
超!おトク割
2026年7月17日に始まった割引で、「シンプル3 M」(30GB、月額4,158円)か「シンプル3 L」(35GB、10分かけ放題込み、月額5,258円)に加入すると、加入した翌月から12か月間、自動で月1,100円引きになります。
Sプランは対象外です。
UQモバイルの乗り換え専用クーポンと違い、新規契約でもプラン変更でも割引の対象になります。ここは条件が緩めです。
ただし「おうち割光セット」や家族割引との重複適用はできず、どちらか一方だけです。
割引適用中の月額は、Mプランが3,058円、Lプランが4,158円です。
13か月目になると、UQモバイルと同じように自動で元の金額(Mは4,158円、Lは5,258円)に戻ります。プランと申し込み条件はY!モバイル公式サイトで確認できます。
割引期間中と「出口」後の月額比較
| 割引期間中 | 割引終了後 | 割引が続く期間 | 継続の条件 | |
|---|---|---|---|---|
| UQモバイル コミコミおトク割 | 3,168円 | 3,828円 | 13か月 | au PAYゴールドカード会員(年会費11,000円)なら継続可 |
| UQモバイル 乗り換え専用クーポン | 月額は変わらず、au PAY残高へ2,000円相当還元 | 還元が終わるだけで月額は据え置き | 10か月 | SIM/eSIMのみ。auやpovoからの乗り換えは対象外 |
| Y!モバイル 超!おトク割(M) | 3,058円 | 4,158円 | 12か月 | 条件なし。自動適用 |
| Y!モバイル 超!おトク割(L) | 4,158円 | 5,258円 | 12か月 | 条件なし。自動適用 |
総額で見ると、UQモバイルの乗り換え専用クーポンはau PAY還元で20,000円相当、Y!モバイルの超!おトク割はLプランで13,200円(1,100円×12か月)の割引になります。
数字だけならUQモバイルの方が大きいですが、対象がSIMまたはeSIMのみでauとpovoからの乗り換えを除く分、条件はやや狭くなっています。
結局どちらを選ぶ?
今どの回線を使っていて、どれくらいの期間使い続けるつもりかで答えは変わります。
楽天モバイルなどauやpovo以外から乗り換えるなら、UQモバイルの乗り換え専用クーポンの対象になります。総額の還元はこちらの方が大きくなります。
ただし、au PAYゴールドカードを他の理由でも使う予定がないなら、コミコミおトク割は14か月目以降で割引が消えると考えておいた方がいいでしょう。
新規契約やプラン変更でも割引を受けたいなら、Y!モバイルの超!おトク割の方が条件は緩めです。とはいえ、12か月経てば自動で月1,100円上がる点は同じで、どちらの割引にも「出口」があります。
契約する時点で、割引が終わったあとにいくらになるかまで確認してから申し込んだ方がいいでしょう。
キャンペーン内容は変更されることがあるため、最新の条件はY!モバイルとUQモバイルの基本プラン比較記事や各社の公式ページで確かめてください。他の提携先を含めた比較は契約・提携している5社の比較記事にまとめています。
よくある質問
Q. 楽天モバイルからでもUQモバイルの乗り換え専用クーポンは使えますか?
A. 使えます。対象外になるのはauとpovoからの乗り換えで、楽天モバイルを含むそれ以外の会社からのMNPであれば対象です。
Q. Y!モバイルの超!おトク割はMNPでなくても使えますか?
A. 使えます。新規契約、番号移行(MNP)、プラン変更のいずれでも対象になります。
Q. 割引が終わったら自動的に高い金額を払い続けることになりますか?
A. 基本的にはそうなります。UQモバイルもY!モバイルも、割引終了後に自分でプラン変更や乗り換えをしない限り、通常料金が自動的に請求されます。
Q. au PAYゴールドカードを作れば割引はずっと続きますか?
A. 条件が細かく設定されています。毎月末時点でカード会員であることが必要で、一度でも解約すると再入会しても割引は戻りません。
年会費11,000円が割引額を上回る可能性もあるため、カード自体を使う予定があるかどうかで判断した方がいいでしょう。
まとめ
UQモバイルとY!モバイル、どちらの乗り換え割引にも「期間限定かつ条件付き」という共通点があります。
割引額の大きさだけでなく、何か月続くか、終わったらいくらに戻るかまで見てから申し込むと、あとで想定外の値上がりに気づく事態を避けやすくなります。

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